就職活動

エンジニアやIT業界を志望している就活生が面接前に取っておくべき資格をまとめてみた

こんばんは。昨日から情報処理技術者試験の申し込みが始まりました。

この機会を逃すと半年間受けられなくなってしまうこの試験。就職活動を有利に進めていくためにも、エンジニア志望者や悩んでいる方は必ずこの資格を取ることをお勧めします!締め切りはまだ先ですが忘れないように気をつけましょう。
参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/h30aki_exam.html

今回は、情報処理技術者試験をはじめとする、エンジニア志望者が就職活動をする上で有利になる資格をまとめてみました。

情報処理技術者試験とは?

情報処理技術者試験(じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん)は、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)の規定に基づき、経済産業大臣が実施する情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能を問う、日本の国家試験である。

4段階のレベルに分類され、12の試験区分から構成される(#試験区分を参照)。また、諸外国の同様の国家試験との相互認証を行っている(#国際相互認証を参照)。

またここに書かれている4段階とは具体的に以下のように分かれています。

参考:基本情報技術者試験 – Wikipedia

レベルは以下のように分けられます。

レベル1

  • ITパスポート試験

レベル2

  • 基本情報技術者試験

レベル3

  • 応用情報技術者試験

レベル4

  • ITストラテジスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • ITサービスマネージャ試験
  • システム監査技術者試験

などがあります。

レベル別と言われても少しわかりづらいと思うのでもうちょっとわかりやすく言い換えてみます。

レベル1・・1週間真面目に勉強すれば受かるレベル

レベル2・・情報系学部在籍者は1週間真面目に勉強すれば受かる。その他学部でIT関連の知識が全くない場合は1ヶ月ほどかかる。

レベル3・・レベル2までの労力+1ヶ月ほど。

レベル4・・数ヶ月必要。実務経験を積んでいると強い。

といった感じです。

レベル4になって来るとかなり難しいと言えます。この資格をもっている大学生はほとんどおらず、もっていると圧倒的な差別化ができるでしょう。

しかし、取得までのコストが非常にかかるため自分の時間と相談するべきでしょう。

就職活動が始まる前に取っておくべき資格

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就活生が面接前に取っておくべき資格。それは、、、、

応用情報技術者試験

です。

この資格はレベル3というランクづけもされているようにそこそこの努力が必要になってくる資格です。また、上にも書いた通り2ヶ月ほどの努力が必要です。

しかし、この資格を持っている大学生はあまりいないです。エンジニアの面接に行って10人に1人もってたら多い方ってところでしょうか。

この資格は他の就活生と圧倒的な差別化し、みなさんの就職活動を有利に進めることができます。

他の資格ではダメなのか?

ほかの資格ではだめなのでしょうか。

もちろん自分のバックグラウンドや志望度に応じて取るべき資格は変わってきます。自分にあった取るべき資格をとっていきましょう。

例えば、1つランクを下げて基本情報技術者試験を受けよう、という方もいるかもしれません。しかし、この資格はすでに取得している大学生が多く差別化が難しくなります。

とくに情報系の学部で学校の授業を真面目に受けている人は簡単にとれてしまいます。せっかく頑張って勉強するならその資格で他の就活生と差別化したいですよね?

逆に1つランクをあげたレベル4の資格は難しすぎるという理由でおすすめしません。

情報処理技術者試験が公開している統計資料によると、レベル4の資格に合格している大学生は、もっとも人数が多い情報セキュリティスペシャリストですら60名ほどしかいません。またこれらの学生は大学でセキュリティの研究室に所属しているなどしており、0から学ぶのはかなり難しいと言えるでしょう。

取るまでの労力と差別化レベルを天秤にかけ、もっともコストパフォーマンスが良いのは応用情報技術者試験と言えます。

IT業界への就職を迷っている人やコンサル志望の人はITパスポートから

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先ほどまでは応用情報をとりなさい、と言い続けてきましたが、そもそもIT業界へ就職をするか迷っている人、ITコンサル志望の方、また部活やバイトが忙しく応用情報を取るほど時間が取れない人はレベル1でご紹介したITパスポートをおすすめします。

ITパスポート以外の各資格は春秋2回の決められた日程でしか受験することができません。一方で、ITパスポートはいつでも受験することができます。また合格までそこまでの労力を必要としません。このITパスポートはIT業界の教養のようなものを学ぶことができます。IT業界について詳しく知れたり、面接でITに興味があることをアピールできるといったメリットがあります。

みんなとりがちなMOSは必要?

もっともよく聞く資格の一つにMOSがあるのではないでしょうか。MOSとはMicrosoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。

学校のレポートとかでよく使う、Word, Excel, PowerPointとかをちゃんと使えるか?っていう資格ですね。

国際資格と言われるとなんか強そう!取ったら自慢できそう!と考え取ろうとしている人は多いのではないでしょうか。

結論からいうと、入社時点では必要ない可能性が高いです。そもそも入社時点でMOSが必要とされる業界は限られています。

確かに、会社に入ってExcelやPowerPointを使って作業をすることは非常に多いと思います。しかし、この資格は普通に大学生活を送っていれば1日くらい勉強すれば簡単に取得できますし、その程度のスキルはいつでも身につけることができます。

IT資格の難易度ランキングでもMOSは簡単という分類にされています。
参考:【Iパス】IT資格の難易度ランキング【基本情報】

簡単ということは持っていても持っていなくても差別化ができません。

確かに、ないよりはあった方がいいですが、差別化をする、といった意味ではあまり役に立たないでしょう。

資格は早めに取っておこう

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2020年度卒予定の就活生は3月から就職活動が解禁されると思います。

情報処理技術者試験は春と秋2回の決められた日程でしか受けることができません。秋の試験日程は10月ですが、これを逃すと次は来年の4月になってしまいます。

4月は多くの企業ではエントリーシートの提出期限が過ぎてしまっており、仮に4月の資格試験に合格できたとしてもアピールすることができません。また、就職活動はかなり忙しいため勉強をする時間を取ることも難しくなってくるでしょう。早めに行動し就職を有利にすすめていきましょう!

塾、スクールに通ってみるのも1つの手

情報処理技術者試験を学ぶための方法として塾、スクールに通ってみるのも1つの手なのではないでしょうか。
プログラミング関連の塾やスクールはたくさんありますが、個人的に最もおすすめするのがTechBoost(テックブースト)です。ここで働いている講師は全員現役エンジニアを採用しているため、ただ暗記する指導法の塾とは違いより実践的な内容で指導してくれます。

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