データサイエンティストとしてスキルアップしていくための1つの方法としてセミナーや勉強会に参加する。というのがあります。今回は、このデータサイエンティストのセミナーや勉強会の探し方や選び方などについて解説していきます。
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データサイエンティストはまだ新しい職業のため、新たに導入を決めた企業でデータサイエンティスト職に就いたとしてもほとんどの場合は経験がありませんし、仕事を教えてくれるような先輩もいません。どのように進めるか裁量が大きい場合がほとんどです。
担当者として任されたとしても、どう進めていいかわからず成果を出せないでいるのは悔しいですよね。社内に留まっているだけでなく、社外に出て多くのデータサイエンティストと話し、スキルアップを目指していくべきです。
データサイエンティストとしての実力を高めるためのセミナーや勉強会をどのように探せばよいのか?失敗をせずに、スキルアップをしていくために気を付けて置きたいポイントを解説します。
Contents
データサイエンティスト向けセミナーとは?
最近では人気の高まりに合わせて、多くの企業がデータサイエンティスト向けのセミナーが多く開催されています。未経験者OKの入門的な講座から、ビジネスで使える知識やスキルを身につけるための実践的な講座もあります。
また、期間や価格帯もさまざまで無料セミナーで数時間の単発のものもあれば、数万円以上かけて数日間にわたって開催されるものもあります。開催場所は東京や大阪などの都市部が多いですが、オンラインで受講できるセミナーも増えている印象です。
データサイエンティストには様々な知識が必要となるため、範囲をどこまで絞るかで、内容が変わってきます。多くのセミナーでは、データ分析の中心で身につけることがもっとも難しい機械学習がメインで扱われることが多いですね。
データサイエンティスト向けセミナーに参加するメリット
データサイエンティスト向けのセミナーに参加することで、社内にいるだけでは得られない様々なメリットを得ることができます。メリットを知れば、セミナーに行けないという選択肢は考えられなくなるかもしれませんね。実際にいくつか確認していきましょう。
最新技術の情報を入手できる
特に人工知能に関する技術開発は世界中で大学や企業により莫大な投資がされているため、非常に速いスピードで進歩しています。1年新たな技術を学ばなかっただけでも時代遅れの技術を使っていることに気づかなくなるという懸念すらあります。
一方で、自分で必要な知識やスキル、最新の技術情報を入手しようとしても情報量が多すぎて、とてもついていくことはできません。そんな時には、社外のセミナーで必要な最新情報を効率よく入手するのがおすすめです。
業界ごとのセミナーなどであれば、最新技術と業界の両方の知識を持つセミナー講師から必要な知識を絞って学ぶことが可能です。新しい技術情報を持っているだけでも仕事の効率が大きく変わる可能性があるため、定期的に参加しておきたいですね。
エンジニア仲間に出会える
冒頭にも書きましたが、データ分析企業以外でデータ分析をする仕事をしている場合には、社内にデータサイエンスの話をできる仲間はいない場合がほとんどです。技術の難しさを共感することもできませんし、困ったときにも相談できません。
セミナーに参加すれば、同じようなことを学びたいと思っているデータサイエンティストのエンジニア仲間に出会えます。仕事の内容や困りごとの相談だけでなく、会社ごとの違いや転職の相談もできる場合もあります。
こうした出会いが将来的に自分の人生に大きな影響を与える可能性もあります。セミナーなどで人間関係を作ることが苦手な人もいるかもしれませんが、貴重なチャンスなので、思い切って声をかけてみましょう。
メンターを探せる
困ったときにエンジニア仲間は相談相手として重要な存在ですが、自身のキャリアに関する相談や、どのような知識・スキルを身につけていったらよいか?という相談は少し荷が重い場合もあります。
そんなときには道しるべとなるメンターがいると心強いですよね。初心者向けのセミナーであれば、セミナー講師やその補佐の方が。また、業界の新しい技術や最先端の情報を扱う場合には、同じ受講者として参加している方が、メンターの候補になります。
多くの場合、セミナーの後には交流会がありますのでそういう場で多くの人とコミュニケーションを取り、自身のメンターになってくれそうな人を探してみましょう。意気投合できれば、今後の社会人生活においてとても頼りになるはずです。
アウトプットの機会が増える
セミナーの中には、単純に受講するだけではなく実践型のセミナーもあります。実践型の講座は貴重なアウトプットの機会になるでしょう。
話題になったビジネス書としてアウトプット大全という本がありますが、その中で学習の効率を高めるためにはインプットだけでなく、アウトプットも必要であると書かれています。記憶への定着率が大きく異なるため、積極的に取り組みたいですね。
また、社内にいるだけでは自分のスキルがどの程度なのか、他のエンジニアと比較できません。セミナーで他の企業のエンジニアと一緒に実践することで自身のレベルを把握し、よりレベルアップしていくための刺激を受けられます。
データサイエンティスト向けのセミナーの探す方法
データサイエンティスト向けのセミナーは、毎年増え続けていますが、具体的にはどのように見つければよいのでしょうか?できれば複数のセミナーの中から自分が参加しやすい場所、価格のセミナーを見つけたいです。
また、セミナーの後に悪徳商法に巻き込まれる被害も報告されていますので、信頼できるセミナーを受講を見つける必要があります。具体的な方法を解説していきます。
セミナー検索サイトを利用する
多くのセミナーは、セミナー検索サイトに登録されていますので利用してみましょう。検索サイトもいくつかあり、使い勝手がそれぞれ異なりますので特徴を紹介します。触ってみて自身に合ったサイトを使いたいですね。
connpass
エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォームというコンセプトで運営されているのがconnpassです。TwitterやFacebookなどのSNSサービスと連携させておくことで、自身の興味があるイベントの情報を見逃すリスクを低減できます。
また、iPhone利用者向けには情報を通知するアプリも用意されているので、積極的に活用したいですね。事前にセミナーに申し込む場合も決済システムであるpaypalの手数料のみで、connpassの手数料はかかりません。
セミナーだけでなく、勉強会や交流会といった堅苦しくないものもありますので、気軽に参加できそうですね。受講する側だけでなく、セミナーを開催する側にも使いやすいサイトです。
Doorkeeper
単なるセミナーのまとめサイトではなく、サイト内でさまざまなコミュニティが構築されているため、セミナーに参加しなかったとしても情報交換や交流することができるため人気になっているのがDoorkeeperです。
未来技術推進協会やスキルアップAIなど、人工知能や技術の将来に関するコミュニティは面白そうですね。もちろんそれだけではなく、セミナーも豊富に開催されています。
基礎的なプログラミングのセミナーからAIに関するもの、機械学習エンジニア向けの就職説明会なども開催されているため、スキルアップだけでなく幅広い情報を手に入れられる機会を得られます。
ATND
ATNDは機械学習やデータサイエンティストに限らず、さまざまなイベントの告知や運営がされているプラットフォームです。非常にゆるい印象を受けるので、気軽に参加できそうですね。セミナー後の飲み会の開催などもそのまま同じプラットフォームでできます。
ただし、データサイエンティスト向けのセミナーを集中的に探したい場合には、それ以外のセミナーの方が多い状態ですので、向いていないかもしれません。このあたりは目的を踏まえて使うかどうかを判断したいですね。
ただし、運営がリクルートグループになっていますので今後利用が増えていく可能性は十分にあります。すぐには使わなかったとしても、定期的にチャックしておいた方がよさそうです。
料金を確認する
セミナーは開催の目的やその内容、講師によって料金が大きく異なります。同じような内容であったとしても、集客目的であれば比較的安価に開催される場合もありますし、会場費用が高ければセミナーの受講費用も高くなります。
最初から高額のセミナーに申し込むのは勇気が必要です。会社から補助が出る場合もありますが、まずは無料セミナーや比較的安価なセミナーで雰囲気を掴んだり、知り合いを増やしていきましょう。
ある程度経験を積むと、講座内容と参加費用のバランスが少しずつ分かるようになってきますので、きちんと料金を把握して自分にとっても費用対効果があるのかをきちんと判断しましょう。その上で参加をすれば後悔を減らせます。
悪徳セミナーには注意
一方で、データサイエンティスト向けに限らずセミナーには本来の目的ではない、悪徳セミナーが紛れ込んでいる場合があります。勉強しに行ったのに騙されてしまっては後悔してもしきれませんので、きちんと見極めましょう。
多くのセミナーは料金を前払いすることで予約が完了し、セミナーに参加する権利を得ることができます。料金は払ったものの、実際にセミナーが開催されないという事態も考えられます。また、セミナー開催後に怪しい交流会が開催される場合もあります。
こういう事態を避けるためには、開催実績があり口コミなど問題がないセミナーを選んで参加するのがおすすめです。また、大手の知名度がある企業が開催しているセミナーも心配はないため、選択肢に入れておきましょう。
データサイエンティストは定期的にセミナーに参加すべし!
データサイエンティストとして企業で働く中で、環境次第ですが不便なことが多くあります。そんな場合には、セミナーに参加し、そこから上手く交友関係を広げたり知識を身につけることで、仕事に対する良い影響を与えられます。
相談相手や自身の将来を考えるきっかけとなるメンターと出会ったり、切磋琢磨し技術を高めあっていけるエンジニア仲間を得ることもできます。社内では作れない人間関係はとても貴重なので、積極的に構築しにいきましょう。
もしかすると、この交流がきっかけとなり自身に新たなチャンスが生まれたり、困ったときに救い出してくれるような関係になる可能性もあります。
また、技術の進歩が非常に速いペースで進んでいる人工知能やデータサイエンティストの業界では、きちんとキャッチアップしていかないと致命的な遅れに繋がります。定期的にセミナーに参加することで自身の仕事のレベルを上げることができるため、必要不可欠です。
数多く開催されているセミナーの中には、本来の目的とは外れた悪徳セミナーが紛れ込んでいる場合があります。エンジニア仲間やメンターの経験を確認したり、実績のあるセミナーを選択し、騙されて後悔をしないように気を付けましょう。