※この記事は結構長いです!偏差値をすぐに見たい人はこちら
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就職偏差値とは
みなさま。就職偏差値ランキングというのはご存知でしょうか。
就職偏差値ランキングとは、就職偏差値ランキング委員会という本当に存在するかも不明な団体が作成している、企業の入社難易度の指標となる偏差値です。
学生が受ける企業がどれくらいの難易度なのかを測る一種の指標にもなっていたりします。また、大学受験と同じように、この偏差値は毎年更新されており、いかにも信憑性が高いデータであるかのように思われているという事実があります。
偏差値は文系と理系に分かれており、それぞれにでてくる会社、職種も異なっています。理系は技術職がほとんどで、それ以外は文系と言った感じでしょうか。
例えば文系の就職偏差値ランキングはこちら。トップには日本銀行、三井不動産、三菱地所のようなよく聞く会社が多いと思います。
これらの企業は多くの就活生が目指す最難関企業である。大学でいうと東京大学のような存在です。
毎年この偏差値が高い企業に内定をもらった4年生たちがイキリ散らかし、マウントをとりまくる。これから40年間安定した会社に身を置き、高い給料をもらうことができる。一生安泰の人生勝ち組になるのです。
エンジニアはどこを目指すべきか
私が就職活動をしていた時もかなりこの就職偏差値ランキングを見ていました。いきたくもないけどとりあえず偏差値が高いから受ける、と言ったようなことを平気でやっていました。実際経験してみて、この偏差値ってものは7割くらい当たってると思っています。
まあ、高い偏差値のところに受かっても、低い偏差値の会社に落ちることはよくある話なのであまり一気一憂しないように注意が必要です。
そこで1つ疑問に思ったことがありました。
エンジニアになりたい人はどの会社を目指せばいいのか?
エンジニアを志望する人の傾向として、ベンチャーにいきたがる人が多いのは事実としてあると思います。ベンチャーで働きたいからなのか、大企業に受かる実力がある自身がないからなのか、理由は不明だがそういう事実があるのは確かでしょう。
しかし、本当にエンジニアとしていきていきたいなら本気で上を目指してほしいと思っています。
ベンチャーは無限にあるんです。全部の会社を見るのは不可能です。成長できそうだから、会社の雰囲気が良さそうだったから、そんな理由で大事な新卒カードをドブに捨てて欲しくない。ファーストキャリアはかなり重要です。
そこで、私が調査した結果を元に、年収、倍率、幸福度、ホワイトさ、などもろもろを考慮して「エンジニアだけの就職偏差値ランキング」を作って見ました。
最初に念を推しておくと、偏差値っていうのはあくまで目安です。偏差値が高いからすごいとか、給料が高いとか、幸せだなんてことは全くないと思ってください。
もしやりたいことが全くないのでとりあえずすごいと言われているところに行きたいという人は参考にして見て欲しいです。
偏差値ランキング作成の際に使用した参考文献
megamouthさんのブログ
まず、こちらの記事を参考にしました。
→プログラマと学歴
こちらの記事によると
外資系大手本社>国内大手研究所>外資系大手日本法人=国内大手本社>国内メガベンチャー>外資系ベンチャー>大手子会社>国内ベンチャー>中小ベンダー>クソザコフリーランス
という順番でエンジニアのカーストがつけられている。個人的には、会社にもよるが国内大手よりもベンチャーの方が待遇やら能力やらが高かったりする印象があるので、その辺を修正して考えて見ました。
この記事をもっと細かく因数分解していき、具体的な企業にまで落とし込んで行きたいと思います。
就職偏差値ランキング
就職偏差値ランキング委員会が発表している就職偏差値ランキングです。今回は2つのランキングを参考に評価を行なっていきました。
まずはIT業界ランキング。エンジニアに限らずIT業界全般について書かれています。IT業界の定義が曖昧だがCランク〜Dランクの会社情報が充実しており大変参考になりました。
2つ目は多くの理系就職偏差値ランキング。こちらは、この記事を読んでいる人ならほとんどの人がもうすでに見ているかもしれない。エンジニアに限らず、すべての理系学生の就職偏差値ランキングを示しています。
個人的な主観
就活を終えたばかりの私が身をもって体験した感覚的なものです。入念に企業研究をしたりエントリーシートを書いたり、面接対策をしていく中で培った「感」というやつです。
倍率や採用人数をみたり、内定者のスペックなどを見て、この会社がこの偏差値なのはおかしいだろ〜、というツッコミを自分で入れつつ作りました。
2019年度エンジニア就職偏差値はこちら
2019卒用 エンジニア就職偏差値ランキング
2019卒向けのエンジニア就職偏差値ランキングの最新版です。(例のあれと同じフォーマットを使っています)
[69] Microsoft(US本社) Google(US本社) Amazon(US本社) IBM(US本社) Yahoo(US本社) Facebook(US本社) Netflix(US本社)
━━━ SSSランク(バケモノ) ━━━
[68] IBM(基礎研) Google(ソフトウエアエンジニア) MSD(マイクロソフトディベロップメント)
[67] IBM(開発エンジニア) Amazon
[66] 上位研究所(MRI/NTT持株/鉄研/産総研)
[65] Oracle Cisco SAP Microsoft(サポートエンジニア) AWS
━━━ Sランク(学歴不問で勝ち) ━━━
[64] 野村総合研究所(NRI) IBM(SE) NTTデータ セールスフォース・ドットコム
[63] Yahoo リクルート DeNA マイナビ NTTコミュニケーションズ 楽天 サイバーエージェント ソフトバンク
[62] 日立製作所 富士通 NEC 日本HP アクセンチュア NTT東日本
[61] LINE フロムスクラッチ GREE クックパッド メルカリ グノシー カカクコム mixi
[60] レバレジーズ ビズリーチ じげん パソナ Wantedly ニフティ
━━━ Aランク(東大京大一橋微勝ち、地底早慶勝ち) ━━━
[59] 伊藤忠テクノソリューションズ SCSK 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL) 日本総合研究所 オービック ドワンゴ
[58] 電通国際情報サービス(ISID) みずほ情報総研(MHIR) 大和総研(DIR)
[57] 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT) ニッセイ情報テクノロジー(NIT) NTTコムウェア 日本ユニシス
[56] JSOL JR東日本情報システム(JEIS) 日立システムズ(HISYS) 日立ソリューションズ(HISOL) 農中情報システム NECソリューションイノベータ SCSK 東洋ビジネスエンジニアリング フコク情
[55] TIS オージス総研 富士通エフサス シンプレクス タタコンサルタンシービジネス 東京海上日動システムズ 三菱UFJトラストシステム 三菱総研DCS 兼松エレクトロニクス 都築電気 日興システムソリューションズ キャノンITソリューションズ
━━━ Bランク (地底早慶微勝ち、MARCH・関関同立勝ち)━━━
[54] NKSJシステムズ インフォコム セゾン情報システムズ 日商エレクトロニクス コベルコシステム IIJ ネットワンシステムズ パナソニックインフォメーションシステムズ 菱化システム JRシステム 富士通システムズイースト 東芝ソリューションズ 富士通FIP
[53] ユニアデックス NECネッツエスアイ 日立産業制御ソリューションス ゙ 三菱電機インフォメーションシステム MS&ADシステムズ NTTソフト NTTアドバンステクノロジ JFEシステムズ テクマトリックス 三井情報 第一生命情報システム ソニーグローバルソリューションズ ワークスアプリケーション
━━━ Bランク (ふんばれふんばれ)━━━
[30]クソザコフリーランス
偏差値が高い(エンジニアとしての能力が高い)企業の特徴
簡単にですが偏差値が高い企業はどんな企業なのかを考察してみました。優秀なエンジニアになり、偏差値を上げていくためにはどんなことをすればいいのかこちらを参考にしてみてください。
英語ができる
偏差値が上位の会社を見ていくとほとんどが外資系であることがわかります。コンピュータサイエンスの世界では、日本よりも海外が圧倒的に進んでいます。そのため優秀な人材は海外の企業で働いているのです。
海外のMicrosoftやGoogleで働くエンジニアは博士卒がかなり多いと言われています。英語力、技術力を磨いていきましょう。海外の大学がオススメです。
基礎研究ができる
もう1つ偏差値が上位の企業として研究所が挙げられます。
基礎研究ができるエンジニアというのはかなり希少です。海外のエンジニアは博士卒が多いのはこのためなのではないでしょうか。
エンジニアは学歴が必要ないと言われていますが、カースト上位のエンジニアになるには最低限の学歴は必要になるかもしれません。
※偏差値はあくまでも参考です
偏差値はあくまでも参考です。
今流行りのフリーランスでぼろ儲けしている人も入ますし、ここでいう偏差値は低くても能力がかなり高くてたくさん稼いでいる人はいます。
きれいごとを言いますが大事なのはこれからの自分次第だと思っています。自己分析を徹底的にこなし、自分にあった会社を選択できることを祈っています。
ご意見・ご要望はコメント欄から
偏差値についてご意見・ご要望がある方はコメント欄からお願いします。
「この企業載ってないじゃん」とか「この企業もっと高くない?」など、なんでも言ってくださいご意見お待ちしております。
偏差値の高いIT企業にいくには?
いわゆる就活偏差値の高い企業というのは、ほとんどの企業が即戦力採用です。そのため、内定者たちもかなりスペックが高く優秀なはずです。そのため、このような企業を目指す場合は、かなり自分のスペックを上げてから望むことをおすすめします。
Tech Boost(テックブースト)では未経験からでも一流のエンジニアになれるサポート体制が整っており、かなり充実しています。
また、Tech Boost(テックブースト)自体が就職もかなり強いです。
偏差値の高い企業に入社して、就活を成功させたい人はTech Boost(テックブースト)がおすすめです。