就職活動

【新卒向け】エンジニア就活の面接で喋ると受けがいいこと、悪いこと

エンジニア就活をしていく中で、面接でどんなことを話したらいいんだろう?と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

特にIT技術は無限に専門分野があり、自分の選考している分野がその会社とマッチしているとはもちろん限りません。
そのため、自分の勉強していたことを必死に面接官に話しても、響かなかったり話が噛み合わなくて困った経験がよくありました。

また、同じ話をしても伝え方次第で印象はガラッと変わります。どんな話をどんなストーリーで伝えるか、ここがエンジニア就活のポイントとなってくるはずです。

今回はエンジニア就活を一通り経験した私が実際に話した会話の中で面接官に受けたこと、受けなかったことをまとめました。

Ruby on Railsを使ってwebアプリケーション開発をした経験

私は大学2年生の秋からプログラミングをはじめてから、Ruby on Railsを使ったアプリケーション開発をしてきました。

具体的には、

  • 長期インターンシップ
  • ハッカソン
  • 趣味

など、いろいろと積極的に参加したつもりです。ハッカソンでは賞を取った経験もありました。

とてもキラキラしていて面白そうな話しですが、実際のところあまり面接では受けませんでした。
おそらく理由は、プログラミングなんてけっこうみんなできちゃうからです。

プログラミングスクールは今や何十校舎も存在し、毎月エンジニアを排出しまくっています。そんななかでごく普通の大学生がたった数ヶ月ぽっちで開発したものを評価してもらうのは正直難しいです。

また、定量的なすごさ、が見えにくいのもあります。
アプリを作っても、

  • それをなんで作ったのか
  • どれくらいすごいことなのか

きっとこれが面接官の知りたいポイントでしょう。
面接の数十分しか与えられない時間の中で、そのアプリがどのくらい作るが難しくて、どれくらい時間がかかったかなんて面接官が判断のしようがないのです。

もしWebアプリ開発の経験をアピールしたいなら、こういった経験を話すといいかもしれません。

  • アプリでたくさん稼ぐことができた
  • アプリが誰かの役にたつような仕事をした
  • アプリが誰かに認められ賞をとった

誰かに対して価値提供をすること、またそれが認められること。などが面接で受ける話のポイントだと私は考えています。

プログラミングスクールのメンターをしていた経験

結論、これもあまり受けませんでした。

教えていただけだと正直あまり話が広がりません。家庭教師の延長線上というか、そういった類のガクチカと同じような話しかすることができません。

それなりに目的意識をもって働いていた人、教育に熱心でそういった業界に入りたい人以外はあまりオススメしませんん。

ブロックチェーン関連事業を立ち上げた話

ブロックチェーン関連の新規事業をやっていました。

この話は5部5部といったところでしょうか。
ブロックチェーンを知っている人には受けたけど、ブロックチェーンを知らない人にはまったく受けませんでした。

また、ブロックチェーンについて本質的な仕組みを説明するのは面接の場ではかなり難しく、響かないことが多くありました。
これが原因で落ちることはあまりなかったのですが、感触はそこまでよくなかったです。

研究のはなし

研究の話は安全です。トントン話が進みます。

確かにほとんどの理系学生は研究の話をしていますが、アルバイトやサークル活動のようなガクチカと違うところは、同じ研究をやっている人はほとんどいないという点です。

ただし、相手の専門分野とかけ離れすぎていると話がうまく通じない可能性もあるため、わかりやすく簡潔に話すことが重要です。
専門用語をなるべく使わずに、面白く興味を持ってくれるようなプレゼンテーションをしましょう。

私自身、ソフトウェア品質工学の研究をしていましたが、これだとあまりにもつまらない話になってしまうため、自分の研究が

  • 相手の会社にどう生かせるか
  • 身の回りがどう変わるか

といった話を具体例を交えながら話していきました。

理系でそこそこ研究をやってきた学生であれば、研究の話が無難なのではないでしょうか。

機械学習を勉強してたはなし

これが一番受けがよかったと感じています。

AIという誰でも知っている領域であり、わかりやすいためなんかすごそう感をだすことができます。

また機械学習を勉強するに当たってkaggleというものに取り組みました。これは世界規模で行われている機械学習のコンペなのですが、世界中の参加者の中での順位が出ます。

kaggleで〜番だった。とか〜上位〜%です。などといった定量的な判断基準があると面接官も評価しやすいのではないでしょうか。
資格のような感覚でチャレンジしてみることをオススメします。

結論:エンジニア面接は最低3回は模擬練習が必須

今回は私の実際の体験談から面接のコツに関しても紹介させていただきました。しかし、人それぞれ選考やバックグラウンドは異なっていますし、アピールしたいポイントも違っています。
これらは実際に面接をやってみないとわからないポイントだったりもします。

私が就活していた時はなかったサービスなのですが、最近後輩エンジニアに話を聞くところによると、面接で話す内容からその後のキャリアまで相談に乗ってくれたりサポートしてくれるJobSpringというサービスがあるようです。

私がこれまでたくさん受けてきた無駄な面接時間を大幅にカットすることができ、自分にあった会社のみを絞って対策し、内定をもらうことができるんだとか。
就活のことは就活のプロに聞くのが一番早いかもしれませんね。使えるものは使っときましょう!というのが先輩からのアドバイスです。

JobSpringの公式HP