※タイトルで文系エンジニアと書きましたが、全然理系にも当てはまります。
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今後も増え続けるエンジニアの需要
エンジニアの需要は年々上がり続けています。以下の図はエンジニアの需要と人材供給量を表したグラフです。
参考:稼げる職業「エンジニア」の年収について徹底比較&調査してみた | TECH::NOTE|テックノート|テクノロジーへの興味やエンジニア転職を目指す方に役立つ情報を発信しています
エンジニアの需要はこれまでよりもかなり上がると思われます。エンジニアの需要の高騰により給与も上がっていくと言われています。
数年後供給の効率が圧倒的に早くなる時代がくる
しかし、エンジニアが稼げなくなる時代はもう直ぐくると思っています。確かにエンジニアの需要は増え続けています。これからももっと増えるでしょう。しかし、それ以上に供給が簡単になります。
大きなエンジニア関係での技術の変化として2つほど転機があるでしょう。
- パッケージ化されたツールの登場
- プログラミングの自動化技術
1つづつ説明していきます。
パッケージ化されたツールの登場
webアプリやホームページは基本的に同じような構成になっています。
にもかかわらずエンジニアは毎回0から丁寧にコーディングをしています。これはかなり無駄なことでうす。色や配置などのデザインはHTMLとCSSをちょこっといじればほんの数時間でWebサイトを作成可能です。
現在では様々なテンプレートツールがたくさん出てきていますが、これがもっと進化していくと予想しています。
例えば現在ある技術だとコンテンツ管理システム(Content Management System)であるWordpressが代表例です。0からブログを作成するのは初心者だとかなり学習コストがかかってしまうため、1部の機能のパッケージ化しています。
他にも、カスタマー リレーションシップ マネジメント(Customer Relationship Management )を提供するSalesforceなどもいい例です。社内のCRMシステムをほぼすべてクリックベースで構築することができます。
このように少しずつ、サービスのパッケージ化、テンプレート化、クラウド化が進んできているのです。
これにより開発コストが一気に下がります。これまで3ヶ月かかっていたものが3日ほどでできるようになります。
プログラミングの自動化技術
これはまだすぐに実現する技術とは言えませんが、プログラミングの自動化も行われる時代がくると思います。
冒頭で文系エンジニアについて触れましたが、理系と文系のエンジニアの差はこの辺ができるかできないかだと思っています。このような自動化技術をはやはり研究をしている理系エンジニアの仕事の領域になっていくでしょう。
10年後20年後も生き残れるエンジニアになるには
これらの技術があるなかでエンジニアはどのようにいきていけばいいのでしょうか。様々な視点から考察してみました。
ビジネスサイドもこなせるエンジニアになる
様々な答えがありますが、答えの1つはビジネスサイドもこなせるエンジニアになることです。
技術の進化により、誰が作っても同じようなシステムができる時代がきます。このような状況下で技術的な差別化は無理と言っても過言ではないでしょう。ここでビジネススキルを持ち合わせているとかなり強いです。
この記事でも紹介しましたが、ビジネスの他にも英語力やコミュ二ケーションスキルも必要になってきます。仕事はかなり中央集権的になり、稼げるエンジニアと稼げないエンジニアの差がかなり開くと思っています。
ツールを作る側に立つ
ビジネスに通じていなくても、コミュニケーションがあまり取れなくてもいきていける方法があります。それはこのようなパッケージソフトやプログラミング自動化ツールを作る側に立つことです。
しかしこれは誰にでもできることではありません。やはりこの領域は、研究でしっかりとコンピュータサイエンスを学んでいる理系エンジニアが支配するのではないでしょうか。
パッケージ化されていない領域を常に探す
このようなツールを施すのが難しい領域もあります。特に新しく出てきた技術などはパッケージ化された商品になるまでにはかなり時間がかかるでしょう。
このような領域に常にアンテナを張っておき、その都度自分の分野を乗り換えていくのも一つの手だと思っています。
プログラミングを学ぶのは無駄じゃない
エンジニアは稼げないという話をしましたが、プログラミングを学ぶことは決して無駄ではないと思っています。
現段階でプログラミングができなければ、新しく出てきた技術がどれくらいすごいものなのかもわかりませんし、人に説明もできません。
エンジニアになるかどうかは別として、教養としてのプログラミング学習は今後必ず必要になってくるでしょう。
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