結構昔の話になりますが、5月9日に六本木ヒルズにあるメルカリオフィスにて行われた、Mercari Prize: Price Suggestion Challengeというkaggleのコンペのクロージングイベントに行ってきました。
これです。
>>Mercari Kaggle Competition: Closing Ceremony 2018 (2018/05/09 19:00〜)
抽選だし人気そうだし無理だよな〜と思って宝くじ感覚で応募したらなんと当選。
無料でkaggleのトップランカーの話が聞けて、しかも美味しいご飯が食べれるなんて最高です!迷わず参加を決意しました。
世界中のkaggler達が参加したメルカリコンペの紹介
世界中のkagglerたちが参加したメルカリコンペを紹介します。下記リンクから詳細が見れます。(英語です)
https://www.kaggle.com/c/mercari-price-suggestion-challenge
メルカリのサービスについては以下をご覧ください。
フリマアプリ「メルカリ」は、スマホから誰でも簡単に売り買いが楽しめるフリマアプリです。購入時はクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・銀行ATMで支払いでき、品物が届いてから出品者に入金される独自システムで安心です。
今回のコンペのお題は簡単にいうとアメリカ版メルカリの出品されている商品の適正価格を予測しましょう。といったものです。
Mercari Kaggle Competition: Closing Ceremony の概要
予定通りの19時からイベントがスタート。
メルカリCPOの濱田さんから開会の挨拶がありました。なぜメルカリがkaggleでこのコンペを企画したのか、なぜこの表彰式を開催したのか、をお話されました。
アメリカ版メルカリと日本版メルカリを比べると、アメリカ版メルカリでは出品者が設定する価格設定が日本よりも高く設定されてしまっており、購入者が少なかった。
そこで、出品された商品、使用状況、配送料の負担・・・・など様々なデータから適正価格をサジェスチョンする機能をつけよう、という経緯で始められたそうです。
その後はMercari Kaggle Competitionで優秀だった4名のインタービューと、Mercari Kaggle Competitionに参加した日本人で優秀だった3名のインタビューがありました。kaggleを始めたきっかけ、kaggleをやってよかったこと、kagglerならではな悩みという内容でパネルディスカッションのような形式で行なっていきました。
印象的だったのは、みんなかなりの時間をkaggleのために費やしていること。
締め切り前になると仕事をサボったりとか、寝る時間を削ってkaggleをやっていたそうです。いいモデルを選定するために何百回何千回も試していたり、似たようなコンペがないか片っ端から全てのモデルを試している人もいました。
どんどん自分のスコアが更新されて行くとはまってしまいやめられなくなるそう。中毒性があるんですね。
たくさんのkagglerの話を聞けてモチベーションが上がった!
このMercari Kaggle Competitionはとても刺激的でした。
登壇者だけでなく参加者も現場で活躍されているエンジニアやコンサルタントの方、機械学習を専攻している現役大学生なども多くモチベーションがとても上がりました。
私もこれをきっかけにkaggleMasterを目指して見ようかなとおもいます!